メルカリをやっていてプロフィールを書いた方がいいとは思うんだけど、何を書いたらいいか分からない、なんてことはありませんか?
メルカリ初心者にはよくある悩みですが、コツさえ押さえてしまえば「売れやすいプロフィール」を誰でもかんたんに書けるようになります。
このようなお悩みに対して、わたしが使っている「売れやすいプロフィールが書けるテンプレート」を紹介します。
合計2500件以上の取引をしてきて作り上げたプロフィールなので、「プロフィールの書き方」に悩んでいる人はぜひ使ってみてください。
売れるプロフィールテンプレート
そもそも売れるようになるプロフィールってどんな文章なの?
「売れる」ためには、購入者に安心と信頼を与えることが大切です。
「買って大丈夫ですよ」、「誠実な取引をしますよ」ということを伝えていけば大丈夫!
例文を見ながら、具体的な中身を解説していきます。
2500件実績ありテンプレート
まず初めに、わたしがメルカリで使っているプロフィール文を紹介します。
続いて、初心者、主婦、会社員のケースごとに使える例文を紹介していきます。
初心者なら
主婦なら
会社員なら
これだけは書いた方がいい
最初にあいさつ文
最初にあいさつ文から入ると、感じのいい人だな、という印象を与え、購入のハードルを下げられます。
次のようなひとことを冒頭にいれてみましょう。
稼働時間
コメントの返信や商品発送はいつ頃になるかを明らかにします。
サラリーマンは昼間の対応が難しかったり、主婦は平日の方が発送しやすかったりします。
あらかじめ出品者の都合を知らせておくと、購入者も安心して取引ができます。
到着目安
購入者は商品の到着を楽しみに待っているので、いつ頃手元に届くかを気にしています。
そこで、発送のタイミングや商品到着までの目安日数を書いておくことをおススメします。
プレゼントなどの場合、「○日までにほしい」というニーズが出てくるので、期日までに間に合うかどうかを考えて買う購入者もいます。
ですので、到着日目安はもちろんですが、「速達対応もします」は効果的です。
速達の送り方や追加料金設定の考え方を以下の記事で詳しく解説していますので、速達のニーズも逃したくない方は、ぜひ読んでみてください。
梱包の仕方
商品が無事に手元に届くか、ということは購入者が一番気にするところです。
梱包のキーワードには、防水、圧縮、折れ防止、簡易包装、リサイクル梱包材などがあり、自分の発送にあった文章を書きましょう。
返品対応
商品に問題があった場合の返品対応と送料負担を書いておくと、購入者へ安心と信頼を与えられます。
返品の仕方に不安のある人は、次の記事を読むと失敗せずにできるようになります。
値下げ交渉の可否
値下げ交渉を受けつけるかどうか、出品者のスタンスを表明しておきましょう。
もし値下げを受けつけない場合、出品者は無用な値下げコメントの対応が減りますし、購入者は無意味な交渉をする必要がなくなって、一石二鳥です。
また、値下げ交渉は常識の範囲内でしてほしい、という言い回しで書くこともできます。
喫煙者・ペットの有無
購入者の中には、タバコの匂いに敏感だったり、動物アレルギーをもっている人もいます。
商品の保管情報を伝えるためにも、喫煙者とペットの有無は書いておきましょう。
たとえば、もし喫煙者がいても、商品は禁煙の部屋で保管しているということであれば、購入者は安心できます。
できれば書いた方がいい
職業
職業は稼働時間にひも付くので、コメント返信や発送タイミングが伝えられていれば、必ずしも書く必要はない項目です。
一方で、職業を明かすことで購入者に親近感をもってもらえるので、冒頭のあいさつとして書いておくのも一つのテクニックです。
フリマ利用歴
フリマアプリの利用歴は取引件数から判断できますが、他のアプリでの利用歴が多い場合は、あわせて書いておくと購入者の安心につながります。
一方で、取引件数が少ない初心者でも心配はいりません。
「メルカリは初心者ですが、心を込めて対応致します」という一文があるだけで、「慣れていないけど、信頼できそうな人だな」と好感度アップできます。
早い者勝ちルールの徹底
メルカリの大原則である「早い者勝ち」ルールを次のような言葉でひとこと添えると、トラブル回避になるのでおススメです。
- コメント中でも先に購入された方が優先となりますので、ご了承のほどよろしくお願い致します。
- メルカリの規約に則り、購入は先着順となりますので、あしからずご了承ください。
割引ルール
自分で割引のルールを設定している場合は、プロフィールにのせておくといいでしょう。
プロフィールを読まない人向けに、各商品ページの説明文や画像にもまとめておくと、より親切です。
出品者側にもメリットがあり、「値下げできますか?」の対応が少なくて済みます。
割引ルールの例として、次のようなものがあります。
英語対応可否
メルカリ利用者の中には日本語が得意ではない方も含まれており、英語でコメントがくるケースがまれにあります。
その対策として、英語対応をするかしないかをプロフィールに表明しておくと、余計な取引やコメント対応を減らせます。
英語での対応法を次の記事にまとめていますので、もし英語でコメントがきたらどうしよう、と不安な方はこちらも参考にしてみてください。
送料負担
着払いで発送する商品がある場合には、プロフィールに一筆書いておくのがおススメです。
メルカリでは送料込みで出品している人が多いので、商品ページの送料負担をよく確認せずに購入ボタンを押す人がいます。
購入手続きをした後になって「着払いとは知らなかった」とクレームが入るも、ゼロではありません。
「商品ページをよく見ていない方が悪い」といってしまえばそれまでですが、メッセージ対応が増える手間を少しでも減らすための対策として、使ってみて下さい。
書かない方がいいこと
独自ルール
購入者にメリットのない独自ルールは書かないようにしましょう。
書かない方がいい独自ルールの例としては、次のようなものがあります。
- プロフ必読
- 即購入禁止
- 購入前コメント必須
- いいね禁止
- コメント逃げしたらブロック
このようなことを書いている出品者は、購入者側から見ると「めんどうな出品者」以外の何者でもありません。
細かいことを気にしそうな出品者からは買おうと思わないでしょう。
ちょっとミスしただけで「悪い評価」をつけられそうな印象も与えてしまい、余計に購入から遠のきます。
出品者としてしっかりした人からしか買ってほしくない!という場合は別ですが、「売りたい」のでしたら、購入者に制約を与えるルールは省くのをおススメします。
悪い評価の言い訳
悪い評価をつけられたときのことを、プロフィールに書いている人もいますが、あまりおススメはしません。
購入者からは言い訳のように見えるので、不信感につながります。
取引相手のせいにしていたりすると、なおさら購入者にマイナスの印象を与えてしまいます。
とはいえ書きたい気持ちもあると思いますので、どうしても書きたい場合は「悪い評価が1件ありますが、誠実に対応させていただきます。」のように、明るい意気込みにつなげていくといいでしょう。
ノークレームノーリターン
取引を開始したら文句も返品も受け付けませんよ、という意味の「ノークレームノーリターン」。
ですが、メルカリの規約上、商品に問題があっても返品に応じないと記載することは禁止行為に当たります。
トラブルや面倒ごとを避けたいために書きたくなりますが、返品交換になっても誠実に対応していけば大丈夫です。
具体的な返品の仕方や、取引例文、着払い方法などを以下の記事でまとめていますので、返品対応に失敗したくない方は参考にしてください。
続いては、プロフィールの見やすさや印象を上げる工夫を解説します。
印象アップ術
プロフィールの内容はもちろんですが、メリハリがないと最後まで読まれません。
そこで、文章を見やすくするコツを紹介します。
■で見やすさUP!!
パッと見のメリハリをつけるには、「■」や「★」「【】」などの黒塗りの記号を使うと効果的です。
文字と比べて目立つので、自然と視線を集め、読む人を疲れさせません。
使いすぎなければ、絵文字も有効な手段になります。
最初の3行でつかみ
メルカリのスマホアプリで、すぐ目に入るプロフィールは最初の3行だけです。
3行目以降は「もっと見る」をタップして開きます。
プロフィールは読まれにくいことを前提に、最初の3行に購入者のメリットになることを書くのをおススメします。
例えば、即購入OK、フォロー割実施中、期間限定セール中など購入者の目を引きそうなことを冒頭に書くといいでしょう。
それから、書きすぎもNGです。
改行や「■」の工夫を入れながら、目安として500字程度にまとめると、読む側も疲れずに済みます。
文末は肯定文で
文末の表現は肯定文で終わらせるようにしましょう。
「~~できません」と書くよりも、「~~は可能です」や「~~してください」とした方がプラスの印象になります。
次の例文を参考に、伝えたいことを肯定的に表現してみることをおススメします。
- 平日は発送できません。→土日祝日の発送になります。
- ○○の時間は返信できません→○○の時間以外は返信可能です。
- 値下げは受けつけません。→値下げ交渉はご容赦ください。
購入者が気にしていること
プロフィールは自己紹介にくわえ、購入者が買いたいと思ってくれるようにアピールしましょう。
購入者の不安を取りのぞいてあげるような内容になっているとOKです。
購入者は買うときに次のような思いを抱えています。
これらをふまえ、メルカリでの購入時に気にしていることと、不安解消のために伝えることを解説していきます。
購入者の気がかりが取りのぞけるようなプロフィールになっているか、チェックリストのような形でもお使いいただけます。
手元に届くまでの時間
発送までに要する日数と、発送方法の記載がポイントになります。
発送元の都道府県や、届け先地方の到着目安も書いてあるとより親切です。
きれいな商品が届くか
メルカリでは、雑な梱包や無理な圧縮で商品が送られてくることもあります。
ですので、どのように梱包されるか、商品はきれいに保管されているか、は購入者の期になるところです。
保管については、喫煙者やペットの有無もあわせてお知らせしておきましょう。
めんどうな人でないか
出品者の独断で、買うのにコメントがいるルールにすると、購入者の利便性が大幅に下がってしまいます。
ストレスなく購入してもらうために、独自ルールの設定は止めておくのが無難です。
また、悪い評価にこだわる傾向があるのも、「めんどうそうな人だな」という印象になるので、記載しないことをおススメします。
最後に
今回はメルカリのプロフィールの書き方のコツを解説しました。
プロフィールは出品者の顔でもあります。
自分を知ってもらうために、そして購入者のために、少しずつでいいのでプロフィールをつくっていきましょう。
取引を重ねていくにつれて「これ、書いておいた方がいいな」と思うことが出てきますので、最初はかんたんにつくっておいて、やりながら改良していけば大丈夫です。
メルカリが楽しい!と思った方は不要品販売にとどまらず、中国輸入などに展開して物販を始めていくのもおススメです。
次の記事で物販1年半、平均月収20万円以上を稼ぐメルカリ中国輸入のノウハウを、余すところなく解説していますので、物販を始めてみたい方はぜひ参考にしてみて下さい。
長い記事ですが、1本読めばメルカリ中国輸入のすべてが分かります。
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