副業を始めたのはいいけれど、モチベーションが上がらなくて嫌になることはありませんか?
- 副業を始めてみたけど続かない
- やる気は出ないけど、焦りだけがある
- 今日も何もしないで終わってしまった、そんな自分を変えたい
初めてやることは出口が見にくく、不安とともにモチベーションも下がりやすくなるものです。
モチベーションが保てないのは決して意志が弱いからではないので、やり方を変えていけば大丈夫!
今回は、副業のメルカリ中国輸入を約2年間続けているわたしが、サラリーマンをしながらモチベーションを保って副業を続けるやり方を解説します。
これを読むと次のことが分かります。
- 根性ではどうにもならないやる気の保ち方
- 今すぐ使える、時間確保の方法
- 焦りをなくす考え方
副業をやろうと思っているのに、今日も何もしないで終わってしまった自分を変えたい方、やる気は出ないけど焦りだけは感じてしまう方、必見です。
やる気を出すコツ
やる気は降臨しない
まず初めに、やる気は出そうと思ってもなかなか出ないものです。
やる気は天から降ってこないし、地から湧いてもきません。
やる気を出すコツは、「やり始めること」です。
一見、矛盾するような感じがすると思いますが、「そんな気分じゃなかったけど、やり始めたら気分がノってきた」なんて経験はありませんか?
行動をすると気持ちがついてくるようになります。
先に気持ちに任せようとすると、そういう気分じゃないから、と別のことに気を取られたりします。
たとえば、勉強をしようと思ったのに、部屋の片づけをしてしまうような。
いったん気持ちは後回しにして、まずはちょっとでいいので、取りかかるところから始めてみてください。
それでも続かなかったら、そのときはやめてみてもいいでしょう。
とりあえずやってみる
あれこれ考えすぎると、身動きが取りにくくなります。
勉強して知識を身につけるのも大切ですが、頭でっかちになると、いざ行動しようとしたときにリスクや不安がよぎって一歩を踏み出せません。
とりあえずやってみる、というように行動のハードルを下げるところから始めてみるのがおススメです。
やる気がついてくるとともに、必要な勉強が見極められるので、より効率的に身につきます。
インプット2割、アウトプット8割
とりあえずやってみる、を実現するためには、アウトプットを重視しましょう。
インプット2割、アウトプット8割くらいの気持ちで行動に移すのが効果的です。
たとえば副業でも、まずは気になったものにトライしてアウトプットしながら改善していく方が、成功までのスピードも速く、結果が出ればモチベーションも上がります。
副業は特に、自分に向いている、向いていないの見極めも難しいので、興味のあることを小さく始めてみて、やっぱり向いていなかったら次!とフットワークの軽い方がモチベーションも持続しやすくなります。
時間確保術
副業をやる時間がなくて、やる気も出ないんだよね。
よく分かります。ここでは「時間がない」の解消法を紹介します。
「時間がない」の正体
現代人は忙しいので「○○をする時間がない」はよく聞くフレーズです。
ここで立ち止まって振り返ってほしいのが、本当に、まったく、5分すらも時間がないのか?ということです。
おそらく、そうではないのではないでしょうか?
では、「時間がない」とは何か。
それは優先順位の問題です。
「仕事が忙しくて副業をする時間がない」とは、「自分の中で副業より今の仕事の方が大事である」ことの言い換えです。
本当に仕事の方が大事であれば、何も問題はありません。
ですが、実は副業をしたいのに仕事を理由にしているのであれば、優先順位の付け方を見直してみましょう。
副業の優先順位が高ければ、そのための時間を取るはずです。
それでも時間をひねり出すのは難しい!という方へ、時間を味方につけるテクニックを紹介します。
時間泥棒をシャットダウン
1日24時間をどう使うか、自分に決定権があるように見えて、他からじりじりと奪われる時間があります。
奪われる時間を意識し、不要なものを遠ざけていくことが時間を確保するカギになります。
仕事で奪われる時間
仕事関係では、残業と飲み会が2大時間食い虫です。
特に残業は、いろいろな理由をつけてやってしまいがちです。
しかし、仕事以外の優先順位を上げたいなら、残業はしないようにしましょう。
とはいえ、これまでやっていた残業を全部なくすことは難しいと思うので、少しずつ減らすところから始めるのがおススメです。
こんなところから始めてみてはいかがでしょうか?
残業に加えて、ただの付き合いだけで行く飲み会も要注意です。
断りにくい場合もあるかもしれませんが、理由を考えて参加を見送ってみましょう。
「勉強するので」や「家族との用事があるので」など、なんでもOKです。
いつも参加するのに断るのは気が引けるかもしれないので、たまたまそこにいたから誘われた場合のような重要性の低いものから、断る練習をしていくのがおススメです。
いちど断るとその後、断るのにハードルが下がるうえに、断り続けると誘われなくなっていきます。
無意識に奪われる時間
時間がないといいつつ、ついついスマホを見てしまう、という経験はありませんか?
ニュースやSNSは見始めると止まらなくなって、時間を浪費してしまいます。
見ないようにするには、スマホ自体をロックしてしまうか、関連するアプリを消すのが有効です。
わたしも、気になるニュースがタイムリーに流れてくるGoogle discoverはオフ設定にしてから、関係ないニュースを見る時間が大幅に減りました。
Androidの場合、左にスワイプすると表示されるGoogle discoverを非表示にする方法を紹介します。
非表示にしても再表示をするのはかんたんですので、いちど試してみてはいかがでしょうか?
エッセンシャル思考
物事に優先順位をつけ、限られた時間でやり遂げる考え方に「エッセンシャル思考」というものがあります。
より少ないことに集中して大きな成果を上げる考え方で、数ある選択肢の中から本当に大切なものを見極め、短期間で集中して結果が出せるようになります。
わたしも本でやり方を勉強して、すっきりした気持ちで副業に取り組むことができるようになりました。
「あれも大事、これも大事」と何でもやりたくなる方、言われたことは全部やらなければならない立場の方、いちどお手に取ってみてはいかがでしょうか?
マンガ版や、同じ著者が書いた続編の「エフォートレス思考」もあわせて読むのが、おススメです。
習慣化・システム化する
そのつど副業の時間を作るのがめんどうな場合は、習慣化してしまいましょう。
というように決めて実行していくと、そのうちやる気に左右されることもなく、自然と副業ができるようになります。
ポモドーロテクニック
システム化され、短時間で集中して進める時間管理方法に、ポモドーロテクニックというものがあります。
ポモドーロテクニックとは、25分作業をやって5分休憩する手法です。
25分作業+5分休憩のセットを4回繰り返したあとは、30分休憩します。
25分間の作業では、ひとつの内容に集中して、それ以外はやりません。
短時間のセッションで作業を1つずつ集中的に行うことで、生産性を高めつつ、モチベーションも維持できます。
ポモドーロテクニックをやる際には、スマホでアラームを鳴らしてもいいですが、より便利なポモドーロタイマーがおススメです。
ポモドーロテクニックをもっと学びたい方は、以下の書籍がおススメです。
目標と計画ざっくり立案
具体的目標・計画を立てる
ゴールが見えないと、モチベーションは下がります。
現時点で考えていることで大丈夫ですので、具体的な目標や計画を立ててみましょう。
副業によって、金額が目標になりやすいのもあれば、自分の行動が目標になりやすいのもありますので、取り組んでいる種類に応じて変えてみてください。
月収が目標になりやすいものは、メルカリ物販や、ココナラでのスキル販売などがあります。
行動が目標になりやすいものは、記事や投稿数が指標になるブログや動画配信などがあります。
行動に落とし込む
ゴールを決め、現在地を把握したら、次は行動に落とし込みます。
ゴールから逆算して、やることを分解して行動を決めるイメージです。
「今日やること」まで分解して見える化できると、すぐに行動に移すことができます。
たとえば物販で、「メルカリ中国輸入で、3ヶ月後に月5万円稼ぎたい」と目標を立てたときの、計画から行動に落とし込むまでの例は次のようになります。
このように、計画から1日の行動まで決めると、やることが明確になって取りかかりやすくなります。
成果を求めすぎない
日々の行動に落とし込めたとしても、計画は常に変わるものです。
そのときの状況に合わせて微調整していきましょう。
たとえ思い通りに成果が上がらなくても、必要以上に落ち込むことはありません。
すぐには稼げないと自覚し、長い目で見ていくことが大切です。
人と比べない
上ばかり見上げない
モチベーションを保つうえで、人と比べないことはとても大切です。
自分よりすごい人を見ると、どうしてもやる気を失ってしまいます。
ネット上では「副業を始めて1ヶ月で月収○○万円稼ぎました!」のような情報も多くありますが、真偽もあやしく、自分はまだ全然稼げてない、と落ち込む必要はありません。
自分の歩み・成長を振り返る
最初のうちは稼げないのは当たり前なので、人の成果を見るより、自分の成長を大事にしましょう。
自分はここまで来れたんだなとか、前はこんなことできなかったななど、ときどき振り返ってみると精神的にも落ち着きます。
自分に優しく
それでもやっぱり自分はまだまだだな、と感じてしまう方へ。
普段からがんばり屋の人は、いくらがんばってもまだ足りないと思ってしまいがちです。
決して悪いことではありませんが、モチベーションを保って続けていくには、自分に優しくすることも大切です。
甘やかすわけではありませんので、ご心配なく。
他人をいたわるように自分のこともいたわる「セルフコンパッション」というやり方が最適です。
他人のように自分をいたわるってどういうこと?
たとえば、資格試験に落ちたとき、それが他人であれば「また次がんばればいいじゃない」と声をかけると思います。
ですが、自分事になると「落ちるなんて自分はなんてダメなやつなんだ」と、落ち込む場合があると思います。
ですが、自分を責めるのではなく、他の人にやさしくするように自分にもやさしくしてあげましょう、という考え方です。
落ち込むことがあったときに、自分で自分を追い込むのではなく、やさしく包みこむようにいたわってあげましょう、という考え方です。
自分にやさしくすることで、前向きになって立ち直りも早く、効果的な解決策を立てられるようになります。
セルフコンパッションを知るためには、こちらの本がおススメです。
自分への接し方を変えて、人生前向きになれるヒントが書かれた本です。
最後に
モチベーションを保つ具体的方法と、メンタルケアの解説をしてきました。
モチベーションが続かないのは、あなたの意志のせいではありません。
モチベーションをあなたの意志の力に頼る必要はありません。
今回紹介したポモドーロテクニックやエッセンシャル思考から試し、習慣化していければその日の気分に左右されることもなくなります。
時間管理術についてもっと学びたい方はこちらの書籍もおすすめです。
チームでの時間管理術でしたら、こちらもおススメです。
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