ホワイト企業のブラック上司③~気づきからお金の勉強へ~

ちょっと小話

世間一般的なホワイト企業に勤めながら、ブラック上司のもとにつき、悩みの途中にある人間の話の続きです。

前回はこちら

今現在、ブラックな環境で苦しんでいる方、はたから見ると恵まれているように見えて周りに相談しにくい方へ。

同じような状況で苦しんでいる人間がいるんだよ、と少しでも励みになれば、うれしく思います。

最後の第3回目は、落ち込んだ状況で周りに支えてもらい、気づきをもらったことをお話します。

加えて、苦しい経験の中でたったひとつ良かったと思えたことと、会社脱出を目指すためにとても勉強になった書籍を紹介します。

会社から自由になりたい方、会社を辞めようかと考えている方、必見です。

これまでの経緯

「ホワイト度が高い企業ランキング」で1位を取ったこともある企業へ入社8年目、ブラック上司Aの下についたため、ホワイト企業なのに自分の周りだけブラック企業のような体験をしました。

上司Aは、仕事はできるものの部下をつぶして出世する「クラッシャー上司」でした。

仕事はできるので上層部からの信頼は厚く、その上層部へわたしが相談してもあまり真剣に受け取られず、セカンドハラスメントのような扱いを受けました。

今回は、落ち込んだ中でも周りに救われたことや、お金の勉強をするのにとてもよかった書籍を紹介していきます。

支えと気づき

それは普通じゃないよ

異常な上司や職場環境にいると、苦しくてもそれが変だと思う感覚がマヒしてしまいます

  • 苦しいけれど、やれないことはないし・・・
  • 嫌なこともあるけど、いつもではないし・・・

という風に感じて、異常であることに気づきにくいのです。

しかし、はたから見ると普通でないことが多く、声を上げていい事態になっていることも多くあります。

わたしの場合は、他社との研修のときに「それは普通じゃないですよ」とはっきり言われて、はっとしたことがあります。

  • ダメだしばかり受けるけれど、「あなたのため」といわれること
  • 行動はすべて報告するよういわれるが、「効率化のため」とさとされること
  • 相談してもド正論で返されるため、上司のいう通りにさせられること

「あなたのため」は、結局それを言っている本人の都合にほかなりません。

上司が都合よく部下を動かしたいとき、自分の身を守るときに使うだけです。

人は正論だけでは動きません。

腹落ち、つまり納得感があってこそ始めて動き出せるものです。

ちなみに、その研修はリーダーシップに関するものでした。

「理想のリーダー橡は?」の内容をグループで話し合うときに言ってしまったのです。

今の上司のようなリーダーにはなりたくない!!

この言葉にわたしの気持ちのすべて現れていたのかな、と思います。

周りの反応も「それいいね!」と手放しで受け入れてくれて、「わたしはこのままでいいんだ」ととても安心したのを覚えています。

失敗してもいいじゃない

社内では異動はかなわず、上司Aと同じ部署というトラウマがときどきよみがえってくる立ち位置にいます。

ただ、別のチームに移ったため、直接のかかわりはなくなりました。

移った先のチームメンバーは、なじみのある人たちばかりで助かりましたが、一方でわたしの事情も知っているため、ときに腫れもの扱いのように感じることもありました。

  • みんなに貢献したいのに、気持ちの整理がつかず思うように仕事ができないこと
  • 周りに気を使わせてしまっていること

いろんなことに申し訳なく思う日々が続きました。

そんなとき、なぜか小さいグループのリーダーを任される事態になりました。

気持ちは回復しないし、リーダーなんてやったことないし、と輪をかけて落ち込んでいるところに、同僚が声をかけてくれたのです。

「ホントにやりたくない、やれる気もしない」と負のオーラをまき散らすわたしに

  • 「やりたいことはみんなで決めていけばいいじゃない」
  • 「みんな頭いいから任せておけばいいんだよ」
  • 「失敗してもいいじゃない、だいたい失敗って何?仮に失敗したとしたら、さらに上の人間の責任だよ。」

これらの言葉ひとつひとつが心を軽くしてくれました。

休も、休も

これは配偶者からの言葉です。

会社に行くのがつらいときには、軽く「休も、休も♪」といってくれました。

ホワイト企業の福利厚生を最大限使って休みたいなら休んじゃえ、というスタンスです。

会社以外の居場所である家庭で、受け入れてもらえるのは助かりました。

まぁ、「会社やめちゃえ」とまではいわれませんでしたが…

会社でつらい思いを抱えている配偶者がいらっしゃる方、収入を考えるとつい「がんばって」といいたくなると思います。

ですが、一歩立ち止まってみませんか?

「がんばって」といってしまった後でも大丈夫です。

「やっぱりちょっと休憩してみたら?」と家庭に居場所をつくってあげるだけでいいのです。

収入が下がる不安に対して、相手はいつまで続くか分からないブラック状況に耐え続ける不安と戦っています。

お互いの不安の共有から出口が見えてくることと思います。

それでも消えないもやもや

だからといって気持ちの整理がすべてついたわけではありません。

ときには、フラッシュバックして落ち込むこともあります。

実際に、元上司Aのいるミーティングには参加拒否、休み宣言をしています。

今のわたしを保つのに必要と割り切り、しないものはしないと決めています。

この経験で変わったこと

とてもつらい経験でしたが、その中でもたったひとつだけよかったな、と思えることがあります。

それは「会社に依存しない人生を送る」と強く心に決めたことでした。

平たくいうと「いつか会社辞めてやる!」という決意です。

そのためにお金の勉強をし始め、投資や副業にも取り組むようになりました。

2022年からインデックス投資に取り組んでいます。

投資やお金の勉強にとても参考になった本を紹介します。


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わたしは、この本を読んで副業や投資にチャレンジできるようになりました。

加えて、お金の勉強ができるYouTubeチャンネルも開設されていて、幅広い観点からお金について学ぶことができます。

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初心者からのよくある質問にもていねいに回答されていて、初めての方も安心・納得できる内容になっています。

最後に

紹介したような良書を読んでお金の勉強を進めていくと、わたしには副業があっていると感じ、手始めにメルカリ中国輸入を中心とした物販をやってみることにしました。

リサーチなどの勉強は大変でしたが、月収は開始から9ヶ月で20万円、1年で60万円を超えるまでになりました。

今では、そのノウハウをつめこんだブログ記事も発信しています。

会社人生に疑問を感じている方、会社生活が苦しい方、など同じような悩みを抱えている方に向けて、少しでもヒントになれば幸いです。

ご興味のある方はこちらよりどうぞ。(高額商材には一切つながりませんので、ご安心を)

また、副業はネガティブなモチベーションから始めているため、継続しやすいです。

このようなモチベーションの保ち方、副業の続け方などについても、いつか記事にしていこうと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

次回はメンタルを病んだわたしが回復に向けて実践し、効果のあったことを紹介していこうと思います。

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